きもの豆知識

Q1-1についてのアドバイス

A.初めて振袖を着たとき、いちばん戸惑うのは長い袖の扱い方です。椅子に座るときは袖を前に重ねてから腰をおろします。また特に注意したいのがお手洗いです。大切な振袖をお手洗いで汚してしまい振袖だけでなく、大切な1日も台無しにしては大変です。お手洗いでは袖を前に結ぶか、帯ジメにはさんで、袖の汚れを防ぎます。

Q1-2についてのアドバイス

A.背筋と首筋をピンとのばして、あごを引き、足を半歩前に出し、つま先を内側に向けて立つことが立居振舞の基本です。このままの状態から、足を前に運び歩きます。その時に注意するのは膝から下を内股にして歩くことを心掛けることです。また椅子などに座るときは、自分の席の右側から腰を掛けます。そうすることで、上前の乱れを防ぎます。椅子には浅めに腰掛けます。車に乗るときも同様に浅く腰掛けます。

Q1-3についてのアドバイス

A.まず汚さないためにナプキンがわりになる大判のハンカチをご用意ください。また袖でテーブル上の物を倒したり、汚したりしないため袖口を片方の手でつまむか、添えるなどの習慣をつけましょう。

Q1-4についてのアドバイス

A.裾が下がってきたら、下がった分を右側のおはしよりを持ち上げて腰紐の上に押し上げ調節します。またヒップのあたりのしわは、だぶついた分を後ろの腰紐に押し上げるように入れ、脇に寄せて調節します。しわの原因は、腰をかけたときに深く座りすぎが原因の場合が多く、浅めに座る習慣をつけるといいでしょう。

Q1-5についてのアドバイス

A.コートは親しいお宅以外では、玄関に入る前に脱ぎます。また羽織の場合、寒さよけのコートのかわりに着用するときは玄関先で脱いでから入りますが、紋付の羽織や絵羽織を着ている場合は、羽織の格が装いの格を表しますので、脱ぐ必要はありません。

Q1-6についてのアドバイス

A.足袋は靴のサイズと同じサイズのものを求め、一度水を通して履きますと足にぴったりときます。又、草履は買うときに前の鼻緒を大きくゆるめておくと痛みをさけられます。横の鼻緒をゆるめてもあまり効果はありません。

Q1-7についてのアドバイス

A.バッグや手荷物はできるだけ片手(左手)で持つのが基本です。2つ以上の手荷物を持つ場合は片方を手提げタイプにして、荷物をかかえた腕に手提げの荷物を掛けると美しく見えます。また両方が手提げタイプの場合は、左腕は折曲げ荷物は手首にかけ、右腕は下に提げるといいでしょう。両手の荷物を下に提げるのは、重そうに見え、優雅さを損ないます。

Q1-8についてのアドバイス

A.礼装の場合は、エナメルか金・銀系の入った、かかとが高く、淡い色で無地か無地に近いものを選びます。また普段着の場合は、濃い色の草履を選ぶと、足袋の白さが映え、足元がすっきり見えます。そして脱ぎ方ですが、まず、玄関を入ったままの向きで、片方の草履のかかとをもう一方の草履の内側に当て、足だけずらして脱ぎます。もう一方も同様にして脱ぎます。

Q2-1についてのアドバイス

A.汗をかいてしまったら、帰宅後すぐに乾いた白いタオルの上にしみの部分をのせ、濡らした白いタオルでたたくようにして、シミを下に敷いたタオルにしみ込ませます。この作業を何回か繰り返しているうちに汗ジミはすっかり下のタオルに吸い取られてしまいます。

Q2-2についてのアドバイス

A.液体のシミはすぐに吸いとるのがコツです。まず汚れをハンカチなどで吸いとり、さらに少し水に湿らせたハンカチで吸いとる作業を数回繰り返すとほとんどの液体のしみは取れるでしょう。また水をこぼした時でも、放置せずにすぐに吸いとりましょう。

Q2-3についてのアドバイス

A.油脂性の汚れがついてしまった場合は、ベンジンを使って処置します。汚れたその場では、とりあえず表面についた油脂をとるだけにします。ベンジンで汚れを落とす場合は決してこすらずに、たたくようにして汚れを吸いとります。その場合ベンジンの輪ジミが残らないよう周囲をよくのばし、さっと風を通してベンジンの匂いを抜きます。

Q2-4についてのアドバイス

A.部分、全体にかかわらず難度の高い汚れは、クリーニング店や呉服店にまず相談されるといいでしょう。ひどくシミや汚れが広がってしまった場合は、丸洗いをします。丸洗いは、そのままの状態で丸洗いする『生き洗い』と、きものをほどいて反物にした状態で洗う『洗い張り』があります。どちらにするかは専門家の判断を仰ぐのが一番です。

Q2-5についてのアドバイス

A.きものにアイロンをかける場合は、直接アイロンを当てずに軽くしめらせた白い布をあて布にして使います。温度は高温にせず、アイロンはドライにして、きものを平らに置き、布目にそってまっすぐに当てます。また、汚れやほこりがあるときは、それらを処理してからアイロンをあてます。

Q2-6についてのアドバイス

A.きものは着用後すぐにしまわずに、2〜3日ハンガーに掛けて干します。梅雨時や雨の日が続くときは、一度軽くたたんでおき、晴れた日に干すとよいでしょう。干す場合は直接陽が当たらないところで、風通しのよいところに干します。また干す前としまう前にシミや汚れがついてないかチェックする習慣をつけることが、長持ちの秘訣です。

Q2-7についてのアドバイス

A.金・銀糸が使われているきものは、必ずたとう紙を当ててたたみます。それは、金・銀糸が使われているきものや帯は、ゴム製品やナフタリンの硫黄分が原因で、糸の色が変化する場合があります。また、防虫剤を使用した場合、化学反応を起こす場合もありますので、乾燥剤もご使用ください。

Q2-8についてのアドバイス

A.クリーニングから戻ってきた袋の中には、湿気やアイロンのぬくもりが閉じ込められています。そのまま保存すると、カビが発生する原因となりますので、一度陰干しして湿気や熱をとばしてから保存してください。ビニール袋は通気性が悪くカビが発生する手助けをしてしまうのです。

Q2-9についてのアドバイス

A.虫干しは衣類の除湿をするためのもので、湿気の多い日本では欠かせない習慣です。少なくても年に1〜2回は必要です。干す時期は7月下旬の土用干し、1月下旬の寒干しが代表的ですが、いつでも空気が乾燥している晴れた日に行ってかまいません。

 
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